桜は桜、梅は梅、桃は桃、李(すもも)は李。それぞれの花が代えのきかない「かけがえのなさ」を持っているように、ひとりひとりの人間も同じであると考えています。孤独という「さみしさ」を感じるのは、かけがえのないものを失ってきたことや、自身の心の中にある、かけがえのなさを見失ってきたからかもしれません。
桜が梅になろうと背伸びしなくても良い「居場所」と、桃と李がお互いの存在を自然に認め合える「共有地」をつくることで、ひとりひとりが桜梅桃李(おうばいとうり)の花を咲かせられるように、福祉と文化の活動に取り組んでいます。
しおれて、ふまれて、おられても、
かぜにふかれて、あめにぬれて、ながされても、
となりにいれたら。花ひらくまで
2025年6月18日
合同会社おうばいとうり
一般社団法人おうばいとうり
代表 大東悠二
代表プロフィール
1986年1月6日生まれ。三重県伊勢市出身。高校卒業後、一年間のフリーター生活を経て福祉の道へ。障害者入所施設に4年、高齢者通所施設に1年、地域自立支援に5年従事したことで、違いのある人同士の交流と、自身が社会に適応することの難しさを実感する。
2015年に合同会社おうばいとうり設立。同年『ひびうた』を立ち上げ、三重県津市久居幸町で、生きにくさを抱えた人の「居場所」づくりに取り組んでいる。
2023年に『HIBIUTA AND COMPANY』を立ち上げ、三重県津市久居本町で、違いのある人と文化を通してわかち合う「共有地」づくりに取り組んでいる。
2023年度より男女共同参画センター(フレンテみえ)運営委員。
2024年に一般社団法人おうばいとうり(非営利活動法人)設立。
2025年にひびうた文化協会(ひびうた文化講座/ひびうた文化劇団)設立。