各分野で活躍する講師に、創作や文化を学ぶことのできる、HIBIUTA AND COMPANY主催の文化講座、HIBIUTA AND COMPANY COLLEGE OF ART=HACCOA、2024年度の講座が決定いたしました。
今年度は通年講座として4講座を開講します。
夏季・冬季には特別講座も実施予定です。
気になる講座がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
全講座共通事項
受講料:大人1000円 高校生800円 中学生500円/1回
開催場所:HIBIUTA AND COMPANY
三重県津市久居本町1346-7
※駐車場あり
連絡先:メール info@hibiuta.org 電話059-202-8188
HACCOA事務局 担当/村田
エッセイの講座「私と世界をつなぐ」
講師:大阿久佳乃(文筆家)
〈開講日〉
2024年4月14日 ㈰ 10時~12時
2024年7月14日 ㈰ 10時~12時
2024年10月6日 ㈰ 10時~12時
2025年1月12日 ㈰ 10時~12時
〈講座内容〉
講座の前に1200字以上のエッセイ(自分について、自分が経験したことに関する文章)を書いていただきます。講座当日は講師が文章の小さなコツや練習方法についてシェアしたのち、2人ないしは3人に分かれ、お互いの文章のよかったところや疑問に思ったところなどディスカッションしてもらいます。そしてそのディスカッション内容について最後にみんなで考えていきます。講座のあとに書いてきていただいた文章を講師が添削したものをメールでお返しします。
〈定員〉7名 ※残り1名募集
〈講師よりメッセージ〉
エッセイを書くことが初めての方から、何度も書いたことがある方まで、どなたでもご参加していただける講座です。自分の文章を客観的に見られるようになることと、豊かな表現ができるようになることを目指します。講師が教える、というよりも、みんなで「良い文章とは何だろうか」と考えられる講座を作りたいと思っています。
※差別表現等、人を傷つけるような発言は控えてください。
〈講師プロフィール〉
2000年三重県鈴鹿市生まれ、2017年よりフリーペーパー『詩ぃちゃん』発行。2020年初の著書『のどがかわいた』が岬書店より出版、大学入学に伴い京都に拠点を移した後2021年日記zine『パンの耳』発行。2023年サウダージ・ブックスから『じたばたするもの』。
朗読劇の講座「物語をあそぶ」
講師:広田ゆうみ(俳優)
〈開講日〉
2024年4月14日 ㈰ 13時~15時
2024年7月14日 ㈰ 13時~15時
2024年10月27日 ㈰ 13時~15時
2025年1月12日 ㈰ 13時~15時
〈講座内容〉
宮澤賢治の童話を題材に、声に出してよむ、身体を動かす、いわゆる朗読劇の形で演じて、物語世界を味わってみましょう。
〈定員〉8名 ※募集を締め切りました!
〈講師よりメッセージ〉
ひとり静かに本を読む時間はたのしいものです。
では、それを声に出してみたら? 身体を動かしてみたら?
声は自分に響きます。響くことで、本の世界のあたらしい窓が開きます。
声は身体から出ます。身体をつかうことで、本の世界と自分の今がつながります。
声と身体はみんなに届きます。届くことで、本の世界へみんなと一緒に行くことができます。
それはまた違ったたのしい時間になるかもしれません。
宮澤賢治の童話を題材に、いろいろ表現してみましょう。
ひとりひとりの声、みんなの声、互いに耳を傾けながらひとつの世界をつくりあげてゆく時間。
物語の世界へ、ご一緒しませんか。
※動きやすい服装でお越しください。
〈講師プロフィール〉
俳優、朗読家。劇団〈このしたやみ〉に参加し国内外で公演を行うとともに、自らの企画〈広田ゆうみ+二口大学〉で別役実作品に取り組む。朗読家として別役実童話を多数朗読、また合唱や舞踊、能楽など他分野とも共演。他劇団への客演や時には落語なども含めて様々な舞台に出演している。京都若者サポートステーション就労支援事業講師、朗読劇サークル〈読書会〉ナビゲーター等。ワークショップデザイナー(大阪大学第一期)。
京都を拠点として活動するが、津あけぼの座での公演、MPADへの出演、日々詩喫茶室での朗読等、三重での活動も多い。
詩の講座「庭をつくる」
講師:古井フラ(画家・詩人)
〈開講日〉
2024年4月28日(日) 10時~12時
2024年7月28日(日) 10時~12時
2024年10月27日(日) 10時~12時
2025年1月26日(日) 10時~12時
〈講座内容〉
詩の創作を通して、自分だけの心の「庭」を実感し、育むことを目指します。
創作は「内」でも「外」でもない、そのあいだの「庭」がとても大切です。
本講座では、そうした「庭」についてのお話と、おひとりおひとりの詩作のお手伝いをすること、そのふたつを合わせた内容となります。
一年間の講座ということですので、「庭づくり」「種まき」「栽培」「収穫」として、植物を育てていくイメージを、創作に重ねて進めていきます。
〈定員〉10名 ※現在残り4名募集
※途中参加や、単発のみの参加も可能
〈講師からのメッセージ〉
詩や創作に興味のある方、詩を書くのは初めての方、創作活動がスランプ気味の方など、どなたでもお気軽にご参加ください。
個々の「作品」はもちろん大切ですが、さらに大切なのは、心の「庭をつくる」ことだと思っています。
人の目を気にしすぎたり、一喜一憂して作品に振り回されすぎずに、おおらかに創作を続けていくきっかけとなれば幸いです。
※受講される方へ
初回(4月28日)の講座に参加の方は、「庭」についてのイメージを、ひと言・ふた言ほど、考えてきてください。
言葉としての「庭」から連想したことでも、実際の「庭」でのことでもかまいません(「ベランダ」でもOKです)。
〈講師プロフィール〉
・幼少期、ドイツ・デュッセルドルフ在住
・大阪芸術大学美術学科版画コース卒業
・印刷会社でパッケージデザインの仕事の傍ら、詩や絵の創作を続ける
・2017年より、自主出版活動を始め、詩集・詩画集等を発行。装丁デザインも手がける
詩集:2020年『静けさを水に、かきまわす』、2023年『音としてひとつ、手のひらにのる』/詩画集:2022年『変身物語』、他
現在、奈良県在住
Web https://furufura.com
Twitter https://twitter.com/furufura7
ショートストーリー講座「〈私の謎〉を語る」
講師:アサノタカオ(編集者)
〈開講日〉
2024年4月20日(土)16時~18時
2024年7月27日(土)16時~18時
2024年10月26日(土)16時~18時
2025年1月25日(土)16時~18時
〈講座内容〉
今期の「ショートストーリー部門」のテーマは、「〈私の謎〉を語る」です。4回の講座では、このテーマについてともに考えながら、創作(クリエイティブ・ライティング)に必要な、「読むこと」「書くこと」「企画すること」「編集すること」の基本的な知識と技術を学びます。提出課題に関して個別指導を受けつつ、最終的に受講生ひとりひとりが一編の物語作品を完成させることを目指します。
〈定員〉6名 ※募集を締め切りました!
〈講師からのメッセージ〉
「ひとは誰もがストーリーテラー」をコンセプトに、ショートストーリー(小さな物語)を創作するワークショップを開催します。はじめての方も歓迎します。
※受講前に、「私について」をテーマにした文章(1000字以内、書式自由)を提出してください。また第1回の講座時に、「私の好きな本」を1冊持参してください。
〈講師プロフィール〉
編集者。1975年生まれ。名古屋大学大学院人間情報学研究科博士課程満期退学。2000年から3年間ブラジルに滞在し、日系移民の言語生活に関する文化人類学的調査に従事。その後、東京と香川の出版社を経て独立。現在は、サウダージ・ブックスの編集人をつとめるほか、文学や人文社会などの領域で仕事をしている。著書に『読むことの風』など。明星大学人文学部非常勤講師。
講座について、詳しくはアサノさんのnoteをご覧ください。
上記講座につき、現在受講生を募集中です。
受講をご希望される方、講座についてもっと知りたい方は、HACCOA事務局(✉ info@hibiuta.org、☎059-202-8188)までお気軽にお問い合わせください。