こんにちは。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
私は変わらず居場所と珈琲をつくり続けています。
変わったことと言えば週末の過ごし方でしょうか。
コロナ以前では週末マルシェに出店することが多く、休みはほとんどありませんでした。
コロナ以後では週末マルシェがなくなり、自宅で過ごしています。
週休二日のリズムは会社員だった頃ぶりで、しっかり疲れを癒す休日は大切だなと感じています。
また仕事ができる平日の業務の効率が上がったような気がしています。
有限の中で生きていく機能が本来備わっているような気もしています。
もともと映画が好きだった私は、この機会に気になっていた映画を結構な頻度で観ています。
その中で一番心が動いた作品はレオスカラックス監督の作品「ホーリーモーターズ」です。
主人公オスカーが一日の間に複数の役を演じて生きる姿を名作のオマージュを散りばめながら描いています。
ゴジラの主題歌が効果的に使われるシーンもあって、全編通してまったく飽きることがありませんでした。
ただ観終わったあとの一言は「なんじゃこりゃ」でした。
13年ぶりの新作とあって期待していましたが、その期待を遥かに超えてきました。
同監督の「ポンヌフの恋人」を観た高校三年の冬に、ロケ地まで行くほどの感動を与えてくれたさすがの監督です。
様々な役を演じるオスカーとは誰か?を考えるとき、自分とは誰か?何を演じて生きているのか?
深い考察を与えてくれる傑作でした。
外出自粛が続き家で過ごすことが多くなり、役割を演じることが増えた人は多いのではないでしょうか。
普段していなかった家事をしたり家族の誰々としての振舞いなど、ステイホームするために必要な役割があります。
そんな役割を演じてばかりいると、やはり疲れます。
一人でもいても、誰かといても、やはり疲れます。
そのように役を演じることに疲れている人へ届けたいのが、居場所宅配サービスです。
これまで毎週金曜日にサービス内容を充実させてきました。
今回はこれまでに同サービスを利用してくださった方からのアンケートを参考にさせていただきました。
「居場所宅配サービスvol.4」では、ノンカフェインの玄米コーヒーを追加し選んでいただける商品を増やしました。
またこの一週間のうちにたくさんの本の寄贈を頂戴しましたので、選んでいただける本が充実しました。
さらに専用ページがシンプルなデザインになり、見ていただきやすくなりました。
誰かや何かを演じる必要のない、自分らしく居てもいいと思える"居場所"をぜひ利用してみてください。
もしかするとあなたのしんどさをほんの少し軽くすることができるかもしれません。
こちらが居場所宅配サービスvol.4の専用ページになります。
https://www.hibiuta.org/takuhai-shop/
ひびうた 代表 大東悠二
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