nakaban装画展/アサノタカオ随筆集『読むことの風』刊行記念 開催します。

こんにちは。ブックハウスひびうたの村田です。

 

8月27日~9月12日、三重県にも緊急事態宣言が出てしましましたね。

公共図書館も臨時休館になっていて、本好きにとっては寂しい状況です。

感染症をこれ以上広げないために、感染防止に注意するのは重要ですが、本やそのまわりのものが好きな人に、心がホッとする時間を過ごしてもらうこともあきらめたくはありません。

そのため、nakabanさんの『読むことの風』原画展を、予定通り開催することにしました。

あたたかな色彩で描かれたnakabanさんのコップの絵を眺めていると、身の回りの空気がゆっくりになるような気分がします。

なにか記憶の中から、なつかしい光に満ちた思い出が、呼び起こされるようです。

会場では、サウダージ・ブックス編集人・アサノタカオさんの著書、『読むことの風』も販売します。

この本を読むことによっても、ざわついた心に静かな風を通すことができるはずです。

いつもの居場所になかなか行くことができない今、この展示会が心の居場所になればいいなと思っています。

 

nakaban 装画 巡回展/アサノタカオ随筆集『読むことの風』刊行記念

 

「旅と読書は、「本当に大切なこと」を、さびしさに震えるきみに教える」。サウダージ・ブックスの編集人であるアサノタカオさんが書籍や雑誌、リトルプレス、ウェブマガジンに寄稿したエッセイ、コラム、旅のノートに記したことばを集成した『読むことの風』。ひとりになって自分自身を見つめ直す時間のなかで、世界や他者につながることの意味を問いかける随筆集です。

本書の刊行を記念し、装画・本文イラストに使用した画家 nakaban さんの「コップの絵」のシリーズを展示します。

 

9月1日㈬~9月12日㈰ 10:00~17:00 ㈯㈰休 入場無料

 

なお、会期中9月10日㈮19時~21時 コミュニティハウスひびうたにて

 

ブックハウスひびうた第二回トークイベント アサノタカオ×大阿久佳乃

~『読むことの風』&『のどがかわいた』~

 

を開催いたします。

 

サウダージ・ブックス編集者であり『読むことの風』の著者、アサノタカオさんと、三重県鈴鹿市出身で随筆集『のどがかわいた』(岬書店)の著者、大阿久佳乃さんの対談イベントです。

お互いの著作に対する感想や、現在関心のある海外文学についてなど、多彩な話題が飛び交う120分間。お二人と共に、読むことの愉しみを味わいましょう。

トークイベントは予約制15名様まで、入場料1500円です。

 

いずれのイベントも感染対策を万全にして開催しますので、この貴重な機会にぜひアサノさんとnakabanさん、大阿久さん、サウダージ・ブックスのことをよく知っていただければと思います。

お問合せ、ご予約お待ちしております。

 

ブックハウスひびうた管理者

村田奈穂