こんにちは。ブックハウスひびうた担当者の村田です。
7月ですね。
ひびうたのある三重県津市は、どしゃぶりの雨の中で新しい月のスタートを迎えました。
7月は、ひびうたにとって変革期。
代表のブログでもその顛末をご紹介した共同生活援助事業「シェアハウスひびうた」が、
ついに始動します!
生きたい町で暮らすための住居をつくる挑戦、あたたかく見守っていただければと思います。
さらに、ホームページのリニューアルを行います。
増えてきた事業の全貌をわかりやすくご覧いただけるようなページをつくります。
また、ネットショップも鋭意作成中です。
遠方のお客様や、外出が困難なお客様にも、ひびうたの本とコーヒーをお届けできるように準備中ですので、お楽しみに。
リニューアル中はご不便をおかけいたしますが、ご了承お願いいたします。
さて、本屋ブックハウスひびうたも開店2ヵ月を迎え、取り扱い書籍も徐々に増えてきました。
本をブックハウスに置いてほしいというご依頼もいただき、始まったばかりの小さな本屋を見つけていただいたことに感謝しています。
6月末に続々魅力的な本を入荷しましたので、紹介させていただきます。
・『NEKKO』
京都市内の自営業の女性が集って始めた雑誌。
政治をメインテーマに、「新しい社会は自分たちで作っていきたい」との思いのもと活動していらっしゃいます。
創刊号のテーマは「選挙」。編集部メンバーのおひとりが実際に京都市会議員選挙に立候補した中で知ったことや感じたことが、ポップな紙面に綴られています。
なんとなく毎日が過ぎていっちゃってるな~という人、自分の町で主体的に暮らすということについて、NEKKOを読んで考えてみませんか。
・『いのちをつなぐ海のものがたり』 矢田勝美 著 ラトルズ
「海で働く人たちが 永遠ではないかもしれない」
帯の言葉に、ドキッとしました。
三重県の伊勢湾で代々漁師を営む家に生まれた著者が、失われていく人と海とのつながりに危惧を覚え、どうしても伝えたいとの思いで著した海の本。
骨の髄まで漁師である父親の姿を通して、自らの命を懸けて海に生きるものの命と向き合う漁師という人々の暮らしを、生き生きと描いています。
これまで海に馴染みのなかった若い人にも親しみやすいように、ふんだんな写真やイラストを交えて、優しい語り口で書かれた海の物語。
今年の夏、海へ出かける前に読んでほしい一冊です。
・『大地をまるごと やさしいごはん』 矢田勝美 著
食べることって、とても大切だけれど、毎日の中でないがしろにされがちなことでもありますね。
私も適当なコンビニ飯で済ませてしまうことがよくあります。
このレシピ本は、食べることの大切さを思い出させてくれる本。
自分の体はもちろんのこと、自分が生きる大地、この地球という星にとってもやさしい食事の在り方が示されています。
難しく考えすぎず、まずは優しい色づかいのイラストを眺めながら楽しんで。
自分にもつくれそうかも!と思ったら、ぜひ挑戦してみてください。
以上三冊を紹介させていただきました。
気になった方は、ぜひお店で手に取っていただければと思います。
ブックハウスひびうたは月曜日~金曜日の10時~21時営業しております。
みなさんのお越しをお待ちしております。
ブックハウスひびうた担当
村田奈穂
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