6月の新入荷本(ブックハウスひびうた)

こんにちは。ブックハウスひびうた担当の村田です。

 

ブックハウスひびうたにはたくさんの本は置いていませんが、置いてある本はいい本ばかりです。

せっかくいい本が入ったから、みなさんに見ていただきたい!

ということで、今月入荷した本について紹介します。

ご興味のある方は、ぜひお店で手に取ってみてくださいね。

 

クルミド出版さんの本

東京のカフェ、KURUMED COFFEE及び胡桃堂喫茶店さんが始めた出版社。

装丁にこだわった、とても美しい本をつくっていらっしゃいます。

・『カフェから時代は創られる』 飯田美樹 著

 20世紀初頭のパリのカフェには、なぜ天才たちが集まったのか。歴史を紐解きながら、カフェが果たしてきた役割を描き出します。

・『続・ゆっくり、いそげ』 影山知明 著

 KURUMED COFFEE店主の影山さんが、自らが実践してきた街づくり、仕事づくりについて語ったエッセイ。「植物が育つように」つくられる社会とはどのようなものなのか、気になりますね。

・『りんどう珈琲』 古川誠 著

房総半島の海辺の町にひっそりとたたずむ喫茶店「りんどう珈琲」を訪れるお客さんたちが綾なす人間模様。静かなやさしさが、心の傷を覆ってくれそうです。

 

ミシマ社さんの本

ミシマ社さんが提供してくれるのは、いつも時代の最先端の動き。新しいけれど、いつも変わらない大切なことを教えてくれる本の宝庫です。

・『ちゃぶ台7』

「生活者のための総合雑誌」、ちゃぶ台。今回の特集は、「ふれる、もれる、すくわれる。」この三つの言葉をつなげるものとは?読み応えのある論考が満載です。

・『菌の声を聴け』 渡邉格・麻里子 著

鳥取県の小さな町で、自家製酵母のパンとビールのお店「タルマーリー」を営む渡邉夫妻の挑戦。自然の菌と協力し合いながら行われるものづくりは、驚きと発見がいっぱい

・『ネコリンピック』 益田ミリ・文/平澤一平・絵

オリンピックより「ネコリンピック」! よ~いどんで走らなくても、何回休んでも、どの道を進んでもいいんだってにゃ~。読んだら元気をもらえますにゃ~。

 

港の人さんの本

「生涯に一篇の詩」を届けるために、20年以上詩歌をはじめとする良質な文芸書をつくっている出版社さん。装丁も中身もうつくしい本にため息です。

『世界 ポエマ・ナイヴネ』 チェスフワ・ミウォシュ著 

ポーランドの劇作家が、第二次世界大戦下の混乱した状況下でひっそりと地下出版した詩集。戦時の悲惨な生活の中にあっても、愛・正義・希望を信じる言葉に胸を打たれます。

 

読みたい本はみつかりましたでしょうか。

この他にも、「ぜんぶ、いい本」を並べています!

出版社さんや本についてもっと詳しく知りたい方は、担当村田までご遠慮なくお声かけ下さい。

みなさまのお越しを心よりお待ちしています。